『ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。』（『方丈記』　鴨長明）

ここ数年、私たちを取り巻く環境は大きく変化しました。
2008年9月リーマンショック、2009年1月オバマ政権誕生、2010年ギリシャ危機、2011年3月東日本大震災、2012年12月以降のアベノミクス。
過去に常識とされていたものがことごとく覆されてきています。
身近な生活を見てみても、SNSによる”つながり”やクラウドを利用した情報共有、タッチパネル式の携帯端末、LCCの台頭、電子マネーによる決済など、そこには10年前の常識は存在しません。
では逆に10年後、世界はいったいどうなっているでしょうか。
国の概念が変わっているかもしれません。経済の単位が変わっているかもしれません。宇宙に住んでいるかもしれません。そのすべてが可能性を秘めています。
しかし、いかに外部的な環境が変化しても、人間が幸せを求めて生きていくことは変わらないはず。つまり、そこに人間という存在の本質性と、幸福という価値の普遍性があるのでしょう。

私たちは企業活動において、常に本質を見失わず、普遍的な価値を社会に提供することを使命とし、永続する企業を目指してまいります。

今後ともより一層の、皆さまのご指導・ご支援をよろしくお願いいたします。