相続税、H27年1月1日より改正が施行

相続税は平成27円1月1日より改正が施工されます

来年(平成27年)から変わる税制の中で、個人にとって影響の大きなものの一つが相続税
平成27年(2015年)1月以降、相続税の基礎控除が6割に縮小され、課税対象となる人が増える見込みです。また、最高税率が55%へ引き上げられます。

主な影響は以下の通りです。

  1. 相続税の基礎控除が縮小されます。
    現行:5000万円+1000万円×法定相続人の数
    改正後:3000万円+600万円×法定相続人の数
  2. 相続税の税率が上昇
    相続税の税率が引上げられます。遺産額から基礎控除を引き、法定相続分で分けた後に、税率を乗じますので遺産額がかなり大きい人が対象です。
  3. 未成年者控除・障害者控除の拡大
    未成年者控除・障害者控除が拡大されます。相続税の増税に対する緩和措置です。
  4. 小規模宅地の特例の改正
    上記のほか、小規模宅地等の特例も改正になります。

改正の経緯は、財務省のWebサイトをご確認ください。

関連記事

  1. NISA、始まる

  2. 国税庁、未分割遺産から生ずる不動産所得に係る取扱いを公表

  3. 平成25年分の国外財産調書の提出状況

  4. H26年度税制改正-雇用関連政策税制(所得拡大促進税制、雇用促進税制)…

  5. [GEN Hacks!]所要量計算

  6. 金融安定理事会によるG20首脳会合への報告書等の公表について