2014年5月23日付けで、自由民主党・日本経済再生本部より、「日本再生ビジョン」が公表されました。こちらは安倍政権が6月に策定する成長戦略への提言となります。ビジョンでは、成長戦略へ7項目が提案されており、その1つ「日本再生のための金融抜本改革」の一項目 として、日本のガラパゴス化を防ぎ、グローバルに通用する企業及び人材の育成を図るために、「会計基準等、企業の国際化、ルールの国際水準へ の統一」が提案され、以下について記載されています。
・会計における「単一で高品質な国際基準」策定への明確なコミットの再確認
・IFRSの任意適用企業の拡大促進
・JPX新指数に採用された企業への働きかけ
・東証上場規則における企業のIFRSに関する考え方の説明の促進及び「IFRS適用レポート(仮称)」の作成